きくさんの神社めぐり

手始めに倉敷の神社から始めて、いずれは全国展開

No5;石鎚山神社成就社(愛媛)

2019年11月8日参拝 撮影

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石鎚山中腹(7合目)石鎚登山ロープウェイを下車し徒歩約20分の場所に御鎮座。神事、行事を奉仕し、一般登拝の方のご祈願を行い、土小屋遥拝殿とならび霊峰石鎚山への登拝の重要な拠点となっています。
成就社は、千三百年数十年の昔、石鎚山開山の祖、役小角石鎚山頂を拝さんとして、心身を清め山頂を目指しましたが、どうしても山頂に至る事ができず、力尽きて下山しようとしたところ、成就社境内で、ひたすらに斧を研いでいる一人の白髪の老人に出会いました。小角は、不思議に思ってわけを尋ねてみると「この斧を研いで針にする」とのことでした。この言葉に小角は感銘し、再び行を続け、西日本最高峰の石鎚山を開山することができました。
因みに、この時の老人が石鎚大神石鎚毘古命)だと伝えられ、以来小角の心願が叶ったことから、ここを「成就社」と称し、お社が祀られ、今に全国各地より諸願成就の成就の宮として広く尊崇を集めています。
また、小角は山頂より下山し、遥かに山頂を見返し、「吾が願い成就せり」と改めて石鎚山を拝したところが、現在の成就社境内に建立されている「見返遥拝殿・みかえりようはいでん」の所だと伝えられています。この故事にならい不屈の精神を培い、物事の成就を祈り、またその願い事を叶えるお社、それが文字通りの「成就社」であり、表石鎚の成就の地名の由来でもあるのです。